隠れた意味を知る喜び
先週末は、Barry先生のレクチャークラスの通訳で、長崎のオリーブ島のワークショップに参加してきました。
オリーブ島に初めて行ったのはいつだろう? と思ってブログを見直したら、もう5年も前のことでした。こういう時にブログって便利。
あの頃はまだ会社員で「会社を辞めたいけど、辞めたら食べていけないだろうな」と悩んでいたというのに、今やフリーランス家業で5年目になります。長崎でBarryと井上家のみなさんと会うと、いつも言葉では表せないようなエネルギーをもらいます。
Barryは割と見た目とかファンキーだけど中身は繊細なところがあり、井上家の人々は物腰は柔らかいけど中身がファンキー、私から見るとそんな感じです。どちらもとてもパワフルでやさしい。
今回のレクチャークラスは、最初のクラスが「バガヴァッドギーターやラーマヤーナの神話にまつわる話」、次のクラスは「クリヤヨガの話」でした。
どちらのレクチャーにも、ヨギーのバイブルのひとつ「バガヴァッドギーター」の話が出てきて、バガヴァッドギーターに隠されたメタファーの話をしてくれました。Barryは、インドの神話や文献の裏にあるメタファーをよく解説してくれるけど、今回も「そういうことだったのか」と思うところがあって、長崎から帰って早々にバガヴァッドギーターを読み直していたら、これがめちゃくちゃ面白い。
私は、バガヴァッドギーターの中でも比較的読みやすいとされる「神の詩」を読んでいたけど、最初に普通に文字通りの意味で読んだ感想が「ふーん」という感じだったとしたら、今回は「な~る~ほ~ど~ね~~~!」みたいな感じ。
Barryのレクチャーは、練習とかアーサナとか神話とか神様とか、今まで触れていたものに違う光を当ててくれるので、レクチャーを聞いた後でそれに触れると、違う角度から見たり楽しんだりできる。こういうところが本当にたまらない。
最後に通訳のお礼にと、Barryのブランド「GBSK」のタンクトップをくれながら、このプリントには実はこういう意味があってね…と、デザインの裏に隠れた意味も教えてくれたのでした。
私は同じスワミのデザインのタンクトップを昔買っていて、今でも着てるけど、そこに書いてある言葉は「SWAMI SAYS HEAD UP」。それが、今回はどうして「SWAMI SAYS RELAX」に変わったのかな?とうっすら疑問に思ってたので、その疑問は解消されるし、隠れた意味を知ってなんだかニヤリとしてしまうしで、うれしくなって、一気にこのタンクトップが好きになってしまった。単純です。ははは
(※気になる人は「frankie says relax」もしくは「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド」でググろう)
今回も私にとって実りあるワークショップになりました。Barry先生、井上家のみなさん、ワークショップで出会ったみなさん、ありがとうございました。