Ralph's Coffee

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さすが、としか言いようがない。

ラルフローレンがコーヒーショップをやっているというのは聞いていたけど、実際に来てみたら予想以上の出来だった。

出来だった、なんていうと何だか上から目線っぽいけど、ファションブランドがコーヒーショップをやるとこうなるのか、という感じ。店内のインテリア、カップ、トートバッグやキャップなどのグッズから、スタッフの制服にいたるまで、コーヒーショップの世界観が完ぺき。

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トートバッグかわいいから買おうかと思ったら$45…あぅ

トートバッグかわいいから買おうかと思ったら$45…あぅ

さらにこのコーヒーショップが完ぺきなのは、コーヒーが美味しいということ。美味しいかどうかは基本的に個人の好みだけど、これは “ファッション” でやってるのではないなと思わせる、本格的なコーヒーを出している。

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しかもこのコーヒー豆、Ralph's Coffeeのオリジナルなのだそう。有名コーヒーショップLa Colombeが全面協力しているとはいえ、ラルフ・ローレン氏の「10年経っても変わらず愛されるような、紺のブレザーのようなコーヒーにしたい」という想いによって、本人が何度も試飲を重ねた後にドリップとエスプレッソのブレンドを決めたという力の入れよう。

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最近はシングルオリジン流行りで、もちろんそれは全然悪いことではないと思うけど、シングルオリジンだと年によって当然良し悪しがある。10年先も変わらず常にクオリティの高い定番を提供したいというのは、長く第一線で活躍してきたデザイナーならでは、老舗ブランドならではの思想だし、だからこそブレンドという選択は納得。筋が通っていてすばらしい。

55thストリートと5thアベニューの角、ラルフローレンの2F

55thストリートと5thアベニューの角、ラルフローレンの2F

Ralph's Coffeeがあるのは、ニューヨークのミッドタウンの5thアベニューで、いわゆる5番街と呼ばれているところ。世界中の観光客が集まってくる割には、まともなコーヒーショップも、手軽に休憩できる場所もなかったので、このコーヒーショップの存在が広まったら相当流行りそうな気がする。

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ラルフローレンがコーヒー豆をオリジナルにして、ショップの世界観をここまで完ぺきに仕上げてきたのは、もしかしたら世界中のラルフローレンで同じようにコーヒーショップを展開するつもりなのかもしれない。

なんて思ってしまうほど、一度来店すればアパレルの片手間ではないことがよくわかるコーヒーショップです。

Ralph's Coffee
711 5th Ave, New York, NY
Everyday 10 am-8 pm
WiFi Yes
Restroom Yes(3Fにある)

Yuko MatonoCoffee, New York